朝ごはんをなかなか食べてくれないときはどうしたらいい?〈1歳以上のお子さんの場合〉

育児全般

朝ごはん、なかなか食べてはくれないですね。なぜ食べないかと言うと、単純にお腹がすいていないからです。

お腹がすいてから、起きてから朝ごはんまでに30分以上おいてからであれば、ご飯も進むのでしょうけど・・・。

忙しい朝は、子供にはなるべく遅くまで、せめて朝ごはんの支度が出来るまで寝ていて欲しいものです。

仕事で朝早く出勤する方は、朝ごはんの30分前に起こす事は難しいでしょう。結果、なかなか朝ごはんをしっかり食べてくれず、怒ってしまう事になります。

では、どうしたらいいのでしょう?

少しでもいいから、食べさせましょう

朝ごはんをあまり食べたがらないお子さんは、少しでもいいので食べさせましょう。おにぎりやバナナでもいいです。

「せっかく作ったのに食べてくれない!」とママがイライラしてしまう事はやめたいものです。

朝のおすすめメニュー

園の子供たちに朝ごはんをメニューを聞いてみると、「パン」と答える子が多いです。朝ごはんを作ることは、とてもめんどくさい事だと思います。私も朝ごはんの準備が一番嫌いです。が、毎日菓子パンだけは、あまり賛成できません。

お手軽メニューのコツは、前の日の夕飯にあり!

そごで、お手軽朝ごはんのおすすめメニューを1つ紹介します。それは、前の日の夕飯の残りです。夕飯の前に、朝ごはんの分を取り分けておいて、冷蔵庫に入れておきましょう。朝は温めるだけでオッケーです。

特に汁物は食べやすいので、朝ごはんにぜひ取り入れて欲しいと思います。温めるだけで、無理なくお野菜も取れる朝ごはんができますね。

夕飯に具沢山の味噌汁を作って、朝ごはんの分も多めに作って取り分けておけば、次の朝は温めるだけで立派な朝ごはんになります。

夕飯と朝ごはんのメニューは、同じでもいいんです。

幼児の食事は、「1日5食」を通して考える

朝ごはんを食べないと不安になりますが、幼児は、午前と午後のおやつも含め1日5食と考えて下さい。そして、1食単位で食べたものだけで考えないで、5食でどれだけ食品と量を食べれたかを重視しましょう。

7時、9時、12時、3時、6時を目安に、食事とおやつの時間としてください。

朝ごはんが少ないと、当然お昼ご飯までにお腹が空きますが、その分は9時のおやつの時間に補充してあげてください。

9時、3時はおやつと考えがちですが、お菓子を与える時間ではなく、補食の時間と考えて、前の食事の足りない部分を補ってあげましょう。量が足りないならおにぎり🍙、野菜が足りないのなら果物などにして、朝であれば7時と9時で朝ごはんを完了すると思ってください。

お昼ご飯も同様で、午前のお昼が無くなったお子さんは、12時前にはもう眠たくなって機嫌が悪く、ご飯の途中で寝てしまったり、食べてくれないかもしれません。

そんな時は、食事時間を早めにする事も大切なのですが、お昼ご飯の量が少なくても無理をせず、お昼寝後の3時にお昼ご飯の足りなかった部分を補食してあげましょう。

保育園に入園している場合

保育園に入園しているお子さんの場合、ママはお仕事をされている場合がほとんどだと思いますので、朝は慌ただしい毎日ですね。

時間がない時になかなかご飯を食べてくれないと、イライラしてしまうことでしょう。もちろん、しっかりと朝ごはんを食べて登園する事が出来ればいいのですが、ほとんどのお子さんは、ママが満足するような食事量を食べてはくれないでしょう。

しっかり朝ごはんを食べさせたい思いと、早く出勤しなければという思いから、毎朝怒って保育園に送り出して、反省しながら出勤というママも多いのではないかなと思います。

保育園では、3歳未満のお子さんは、9時〜10時の間に午前のおやつの時間があります。午睡をするので、お昼の給食も11時半前後に食べます。ですから、「朝ごはんを少ししか食べてなくて、お腹が空かないかな」という心配は必要ないのです。

全く食べさせない、食べるのに時間がなく食べさせない、用意しないなどは論外ですが、ママの満足だと思う量や食品数を食べてくれなくても、あまりイライラしないでくださいね。

保育園で朝ごはんはダメ

時々、登園時の車の中で食べさせていたおにぎりやパンを持って登園させ、「食べさせておいてください」と言うママがいます。しかし、これはしてはいけない事です。

保育園では、子供が園で食べるものは必ず給食室から配膳されたものしか与えることができないという決まりがあります。朝ごはんを食べさせたいという気持ちは理解しますが、保護者の要求だとしても、園といては受け入れる訳にはいかないのです。車の中で食べさせて来てもいいと思いますが、園についたら、もうおしまいにしてくださいね。

朝ごはんをしっかり食べるためには、心の成長が必要

朝ごはんをしっかり食べてくれるようになるには、「ご飯は残さず食べなければいけない」と思えるようになるくらいの心の成長が必要です。

我が子を振り返ると、5〜6歳になるまではなかなか食べてくれなかったように思います。

なかなか食べてくれないお子さんに朝からイライラしないで、「朝ごはんは2回に分けて食べるから、このくらいでまぁいいか」と穏やかに1日をスタートさせたいですね。

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