私が支援センターに勤めていて、たくさんの断乳方法を聞いてきました。
その中で、面白いと思った方法を皆さんにお話ししますね。
まずは、おっぱいに鬼の絵
おっぱいに怖い鬼の絵を描いておくと、赤ちゃんが怖がって飲まなくなると言われています。この方法は、意外ですがたくさんの方が試していました。
結果は、全く動じないでおっぱいを飲む子、最初は嫌がったけど次からは気にしない子、消えるまで何日も確認する子。
ママも書き直すことまではしないので、結局、断乳には結びついた人は聞いていないと思います。
この方法は、絵心があり怖い鬼を書ける人がいないと無理ですね。
自分ではなかなか書けないので、旦那さんに描いてもらっていた人もいました。その光景を想像すると、なかなか面白いですよね。
おっぱいに絆創膏
断乳の方法でお話ししたように、断乳のタイミングは1歳半がいいと思います。1歳半になると、「痛い」という意味が分かります。
ですから、両方の乳首に絆創膏を貼って、「ママは、おっぱい、いたい、いたいだから吸わないでね」と伝えて断乳する方法です。実は、この方法は、私も実践しました。
断乳の方法でお話ししたやり方で断乳しつつ、お風呂の時におっぱいが見えると欲しくなるので、絆創膏を貼り、痛くて吸えない事を伝えました。
本当は、私以外の人がお風呂に入れてくれるといいのですが、なかなか協力してくれる人はいなかったので、絆創膏でおっぱいを隠しました。
初日は、「いたいいたい」を理解して、心配してくれました。もちろん、おっぱいを吸う事も無く我慢してくれました。
2日目は、ちょっと嫌な顔をしつつ、「しょうがないなー」という感じで我慢してました。
3日目は、「もう、限界だー」という感じで、「おっぱいー💦」と泣いて絆創膏を剥がそうとしてました。
断乳中なので、泣いても吸わせませんけどね。
この方法は、お風呂では活躍してくれましたが、絆創膏を貼るだけでの断乳はなかなか難しいようです。
おっぱいにからし
おっぱいにからし‼️って聞いたことありますか?
おっぱいにからしを塗って赤ちゃんに吸わせると、次からおっぱいを嫌がるようになる断乳の仕方です。
罰ゲームのような断乳方法ですが、今までに1人だけ、実践した方がいました。
お子さんは2歳を過ぎていたと思います。お子さんはおっぱいが大好きで、ママは断乳しようといろいろ試してみたようですが、上手くいかず苦渋の決断で試してみたようです。
ママのおっぱいにからしをたっぷり塗って、お子さんにおっぱいを吸わせたところ・・・
結果は、一発で断乳成功。次から、おっぱいを求める事は全くなくなったそうです。
ただ、しばらく辛さなのか、痛さなのかで泣き続けていたそうです。
聞いた時は、本当にしたの⁉️という驚きと、その時の様子を想像して、その場にいたみんなで大笑いしながら聞いていましたが、一発でやめれるとしても、この方法はお子さんがかわいそうですね。
無理のない断乳を
昔から伝わる断乳方法を紹介、そしてその結果をお知らせしましたが、突然おっぱいをやめるのは、ママのおっぱいトラブルのもとです。
おっぱいは、与えているだけ作られています。急にやめると、あげていないのにおっぱいが作られるので、痛みを伴うくらいに張ったり、詰まったりすることがあります。
またお子さんにとっても、嫌な思いや怖い思いをしての断乳は、大好きだったおっぱいを嫌なものにしてしまいます。断乳しても、おっぱい大好きのままでいてほしいですよね。
一発でやめれる断乳方法は、あまりおすすめ出来る方法ではありませんね。このサイトの「1歳半になったら断乳、そして、卒乳へ」の記事を参考にママにとっても、お子さんにとっても無理のない断乳をおすすめします。
