1歳からトイレトレーニングを始めるのは、少し早いと思う方もいるかもしれませんが、トイレトレーニングは、少しでも、早く始める必要があります。その理由は、8ヶ月からのトイレトレーニングを読んでみてください。
1歳を過ぎたからと言って遅いわけではありません。ぜひ、今日から始めてみてください。
まずは、8ヶ月からのトイレトレーニングでのやり方で、便座に座って排泄できるようになりましょう。根気よく、あきらめず続けてくださいね。
寝起き以外にも、トイレで排泄しよう
お昼寝の後のトイレが、2回に1回くらいの割合で成功できるようになったら、今度は、別の時間にもトイレに行ってみましょう。
まずは、お昼寝の後の排泄が成功したら、その後1時間半後におむつをみてください。そこで、濡れていないようであれば、トイレに座らせてみましょう。排泄が成功すれば次も1時間半後に誘います。これを繰り返し、トイレで排泄する回数を増やします。
お昼寝後のトイレから、1時間半後には、もうおむつが濡れているようであれば、次回はもう少し早く、トイレに座らせてみましょう。1時間半後にトイレに座らせて出なければ、次回は2時間後に誘います。
ここで大事な事は、何時何分に排泄をした事を大人が把握する事です。そして、その次の排泄まで、どのくらいの時間があるのかを知る事です。
お昼寝後のトイレの後、1回だけ頑張ってみてください。何度か継続するうちに、お子さんの排泄の時間感覚をつかむことが出来るでしょう。
トイレでの排泄の回数を増やしましょう
お子さんの排泄の時間の感覚が分かってきたら、お昼寝後から、夜寝るまでトイレで排泄出来るように過ごしてみましょう。おむつでも排泄している事もありますが、徐々にトイレでの割合が多くなり、お昼寝後から、夜寝るまでおむつが汚れない日が、増えてくるでしょう。
何日か、おむつが汚れない日が増えてきたら、今度は朝起きてから、同じやり方でトイレに座らせます。
ここまでくると、わりと早く一日中おむつが汚れない日がやって来ることでしょう。
いよいよ、パンツを履きましょう
一日中おむつが汚れない日が続いてきたら、いよいよパンツを履きましょう。トレーニングパンツのような、分厚いパンツはいりません。何度か、失敗することもありますが、おしっこが足伝う感覚を経験して、もう、ここではおしっこをしてはいけないと思うことも大切な事です。
誘い続けましょう
トイレトレーニングが完了に近づくと、時間をみて誘う事をやめてしまうかもしれませんが、まだまだ、自分で尿意を伝えトイレへ行くことは出来ません。1〜2歳のトイレトレーニングでは、まだまだ大人が、時間を把握して、トイレに座らせないといけません。
そのうちに、「おしっこ!」と教えたくれるようになりますが、もうしばらく先の事です。
外出の時には
一度パンツを履いたからといって、もうおむつを履いてはいけないということは、ありません。外出する時などは、やっぱり不安ですよね。そんな時は、また、おむつを履いてもオッケーです。
でも、お子さんには、
「お出かけだから、おむつ履こうね。でも、おしっこは、トイレだよ」
と、声をかけて、時間を見てトイレに座らせて下さいね。
そのうち失敗もなくなり、外出の時もパンツのまま過ごす事が出来るようになるでしょう。
これでトイレトレーニングは、完了です。かかる時間には、個人差がありますが、根気よく頑張ってくださいね。