テレビやゲームの時間 ~しつけのための約束で押さえるべきポイント~

支援センターでよく聞かれるのが、「テレビを見せている時間は、どのくらいがいいのか」という質問です。この質問は、とても多かったです。

小さい時にはテレビを見せている時間が、大きくなったら、それがゲームの時間になっていくようです。

「アンパンマンのお話1つだけで、終わりね」

「もう、終わりっ。1つだけって約束したでしょ」

って、お家の中でこんな会話していませんか?

そもそも、約束って必要?

私なりの考えを呟いてみます。

約束のある生活

約束といえば聞こえはいいですが、言い換えれば禁止です。

自分の生活の中で禁止されている事があるとしてら、どうでしょう?

窮屈じゃないですか?

ママが楽しみにしている事を、家族に禁止されたら・・・。

不満に思うのは、大人も子供も一緒です。

私は基本的に、生活の中に禁止事項は必要ないと思っています。禁止は、不満に繋がります。小さい時は良くても、禁止された不満が募ると、大きくなった時に、親に対して何でも素直に言えなくなります。

小学生までは禁止ではなく、ご褒美に

かと言って、一日中テレビを見ていていいわけではなく、ゲーム三昧の日々を放っておいていいわけではないですよね。ママの中で、決めた時間は守らせたいものです。

そこで、ご褒美的に時間を区切ってみましょう。小さい間は、「お片付けが上手に出来たら、テレビ見ていいよ」、そして頃合いをみて「お買い物行こー」や「おやつ食べよう」などとテレビから離れます。

「この番組が終わったら、もう見てはいけません」ではなく、「~まで見てもいいよ」にしてみてください。そして、テレビを消した後は「好きに遊びなさい」ではなく、消した後は、大人がか関わって楽しませてあげないと納得できません。

「〜分以上してはいけません」ではなく、「〜までしてもいいよ」にするのがポイントです。

少しくらい延びてもオッケー

小学生になったら、自分のするべき事が終わってから「〜までしてもいいよ」と自分で時間を考えて行動出来るようにしましょう。

子供が頑張って宿題も時間割りも早く終わらせて、1時間ゲームをさせるつもりが、そこから10分延びたとしても、それはご褒美です。

いつもより10分多くゲームが出来る事をしっかり伝えて、褒めて、次も頑張って早く準備しようと思わせてください。

絶対にしてはいけない事は、早く始めたからといって、早く終わらせようとする事です。

頑張ってもご褒美がもらえないのであれば、次も頑張ろうと思えなくなります。頑張った分、ご褒美をあげましょう。

その時その時で約束を変えない

「昨日はこれをしたらご褒美がもらえたのに、今日はダメ」では、不信感を与えてしまいます。でも、ガチガチな約束は窮屈ですね。

約束を絶対に変えてはいけないわけではありませんが、変えるなら、子供が喜ぶ方に変えましょう。

子供が嫌がる方に約束を変えるのは、不信感を与え、やる気を損ねるだけです。いい事は全くありません。

テレビに子守りをしてもらうことの善し悪し

小さいお子さんの場合は、テレビに子守りをしてもらうことがありますね。家事をしている時など、テレビを見ててくれると捗ります。

これに罪悪感を感じるママもいるようですが、私は、悪い事ではないと思っています。

もちろん、何時間もテレビに子守りをしてもらうのはいい事ではありませんが、ママは、育児・家事・仕事などでとっても忙しい毎日ですから、上手にテレビを使いましょう。

テレビの弊害

ここで少し、テレビの弊害のお話を少しだけしたいと思います。

1歳前くらいから、教育番組などを楽しそうに見るようになります。前にも述べたように、テレビの子守り自体は、悪い事ではありません。

しかし、「テレビばかりの生活をしていると、話す事ができるのが遅くなる」、そう言われているのをご存知でしょうか?

テレビを見ていると、気に入った言葉を覚えたり、歌を歌ったりして、逆にお話が上手になっていると思いがちです。でも、これは単語を覚えているだけで、会話ではありません。

一般的に、「話す事ができる」とされるのは、「自分の思いを言葉で相手に伝える事ができる」ことを言います。

テレビを見ている時間が長いと、確かに聞く単語はたくさんありますが、自分の思いを相手に伝える必要がありません。コミニュケーションを取る必要がないので、話す事が遅くなると言われています。

不満感を持たせない工夫を

子供のしつけの為の「約束」は、必要なのかもしれませんが、大人のこだわりだったりする場合が多くあります。「あれはダメ、これはダメ」と禁止だけして、あとは「自分で遊びを考えなさい」では、したい事を禁止されたという嫌な思いだけ残ります。

ご褒美、禁止、どちらにしても、ゲームやテレビを見る時間が変わらないのであれば、ぜひご褒美にして、子供に不満感を持たせないようにしましょう。

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